熱海の道路は、注意が必要 道路情報など

  1. 熱海の道路は、急坂・狭い・一方通行など、車を利用するときに、あらかじめ気を付けておく点があります。
  2. 山腹の斜面を利用して施設が立てられているケースが多く、都市部の様に距離だけ見て「歩ける」と考えないほうがいいです。
  3. 熱海に通じる主要道路は、3-4本。それぞれの特徴。

1.熱海の道路は、急坂・狭い・一方通行が多い

 熱海市という町は、山の斜面や丘陵地に展開してきた街です。この点が平坦部の多い都市部と大きく違うところです。初めて熱海にいらっしゃる方・初心ドライバーは、注意が必要です。

  • 山の斜面にあるため、急坂・狭い・曲がりくねっている
    特に道が突然急坂になったり、急に狭くなったりする道路があります。地元民は、知っているのでいいのですが、初めての方ですと、ちょっと不安になります。カーナビがあるからと考えるかもしれませんが、カーナビは遠慮なくこういう道に誘導します。
     施設側からほかの案内と一緒に「道案内」が届く場合がありますが、カーナビより優先で、そちらの指示に従うべきです。面倒くさがらずに必読です。
  • 一方通行が多い。
     伊豆の要衝として、熱海は交通量も多く、主要道路でも一方通行になっているケースがあります。初めての方は、カーナビの案内に特に注意する必要があります。国道2車線の一方通行(R135)もありますので、逆走には十分注意してください。
    熱海中心部は、かなり一方通行の狭い道があります。施設への道の幅員も、グーグルストリートビューを見て、感じをつかんでおくといいと思います。写っている対向車が、幅員の推定に役立ちます。 

2.歩けそうな距離だなと考えないほうがいいです。

  • 熱海市は、タクシー会社がすごく多いです。それには理由があります。駅から施設への距離が分かり、徒歩で行けそうだなと思っても、平坦地のようにはいきません。歩いて施設に行くことは、ウォーキングより軽登山と思ったほうがいいでしょう。お年寄り、お子様、体の不自由な方がいる場合、迷わずタクシー・レンタカーを利用された方が無難です。荷物があることも、忘れてはいけません。
  • どうしても歩きたいという場合は、帰り・下りのみにした方がいいでしょう。行き・登りの時にそれが可能かを確かめます。また、観光タクシーなどの利用もお勧めです。

3.熱海に通じる主要道路とそれらの特徴

  • 熱海ビーチライン(東京方面から)
     その名の通り、小田原方面から海岸沿いに熱海に侵入してくる主要道路です。海を眺めながら、渋滞がなければスムーズに熱海にお越しいただけます。ただ、高波に弱く台風が迫っているときなど通行止めになることがあるので確認が必要です。
     有料道路で、高波などによる災害復旧工事で通行料金が値上がり傾向にあります。
  • 国道135号線(旧道 東京方面から)
     ビーチラインとほぼ並行して走っています。無料なので渋滞がない場合、お勧めかもしれません。伊豆山温泉のあたりの鄙びた雰囲気を眺められます。走行距離もビーチラインよりは長いのですが、気になるほどではないと思います。
  • 伊豆スカイライン(御殿場、箱根方面から)
     箱根方面も旅行計画にあるなら、お勧めの道路です。芦ノ湖方面を最後に、箱根峠からこの道路に侵入し、玄岳インターでおります。(有料)
     市街地に降りる場合は、熱海峠インター手前で姫ノ沢公園方面におります。(無料)
     玄岳インターより少し奥に進んだところにある駐車場(2か所)は、駿河湾・富士山・夜景の絶景スポットで、天気が良ければ、ぜひご覧いただきたいと思います。
     災害などで海沿いの道路が通れない場合、この道路も通行可能かどうか確認してみてください。
  • 熱函(ねっかん)道路(三島方面から 無料)
     沼津インターから伊豆縦貫道路を使って、来る道路です。熱海側は、少し急坂でカーブが多くなっていますので、運転を気を付けてください。積雪時・災害時通行止めになると、こちら方面からは、ほぼ出入りできなくなります。
  • 国道135号線(伊東⇔熱海)
     海岸沿いの主要道路で、伊豆スカイラインを除き他に伊豆を南下する主要道路がありません。従ってシーズン期はよく渋滞します。曽我浦から長浜海水浴場は、渋滞しやすいです。南熱海方面(網代)は、この道路を使います。下のライブカメラリンクで、渋滞状況を確認することができます。

道路状態確認のライブカメラ こちらが便利です
熱函道路→笹尻  国道135号線→上多賀1.2

伊豆スカイラインライブカメラ→熱海峠インター(入口)